アルピニズム

マッテオ・デッラ・ボルデッラ

1984年 イタリア
ストーリー
マッテオは12歳のとき、故郷のヴァレーゼを囲む小さな岩場で父親と一緒にクライミングを始めました。 2006年にRagni di Leccoのグループに加入し、登山家として、また一人の人間として成長する機会を得ました。 2008年に経営工学科を卒業し、2012年まで博士課程で研究を続けましたが、自分の真の情熱である アルピニズムから離れることはありませんでした。 彼の好きな地形は、地球上で最も大きく、最も人里離れた壁であり、そこに行き、帰ってくること自体が挑戦であり冒険です。 彼は、そういった山を、道具をあまり持たず、難易度を高くし、フリークライミングで登ることを好んでいます。 彼が心から愛するパタゴニアには10回ほど行ったことがあり、その他にもグリーンランド、パキスタン、インド、バフィン島などもお気に入りです。 マッテオは、人間と山を対等に比較できる、本質的で具体的な軽登山を実践することを好んでいます。 2019年には初の著書『La via meno battuta』(リッツォーリ社編)を出版。数々の大冒険の裏話を語り、この数年間で山が教えてくれたことを振り返っています。
実績

2021年

グリーンランドのセイレーン・タワーに「公正な手段で」遠征。新ルート「フォーラム」(最大7c、700m)の開通、フリークライミング

2020年

アルゼンチン、パタゴニアのアグハ・スタンダルト北稜のルート「イル・ダド・エ・トラット」を初登攀

2019年

インドヒマラヤのバギラティIV峰(6193m)西壁を1日でアルパインスタイル初登攀